フェンダーテレキャスター(fender telecaster)のことならエレキギター博士!

Fender Telecaster

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テレキャスター

フェンダーテレキャスターは一般に世界初のソリッド・ボディのエレキギターと言われているが、テレキャスター発表以前よりレスポールが自作した「LOG」や、ポール・ビグスビーによるマール・トラヴィスのためのカスタムギター等が存在し、カタログに既にラインナップを乗せているメーカーも存在した。しかし、大量生産に対応する設計で販売的にも成功した最初のソリッド・ボディ・エレキギターは、テレキャスターである。

テレキャスターの成功により、伝統的な製品ラインナップを守っていたギブソンもレスポールモデルを発表し、大手メーカー各社がソリッド・ボディ市場へ参入した。

エレキギター界において非常にポピュラーな存在で、多少の流行り廃りはあるが、1950年代から現在に至るまで、使用者はジャンルを問わず多い。

世界初の大量生産エレキギター

テレキャスターはボディに空洞部分がなく、さらにネックとボディを別々の工程で製作し、最終的に両者を4本のボルトでつなぐ、という構造、製法である。

それまで主流だったフルアコースティックタイプのギターでは、ボディが空洞で、しかもネックとボディをニカワなどで接着していたため、非常に正確で緻密な作業が必要とされたが、フェンダーは工程を単純化する大胆な手法を採用した。

発売当初のテレキャスターのボディはアッシュ材などを継いで整形した一枚板(ソリッドボディ)で、ギブソンのギターのようにボディ表面をなめらかな曲面仕上げにする手間を省いた、真っ平な形状が特徴であった。ネックはメイプル材を削り出し、指板材を貼り合わせずにフレットを直接打ちこんだもの(ワンピース・ネック)であった。

さらにボリューム、トーン・コントロールなどのスイッチ類を、ボディ裏から木をくり抜いてセットするのではなく、一連のユニットとしてひとつの金属プレートにまとめてボディ表面にネジ止め、ピックアップはボディ表面から取り付けられ、ブリッジユニットはリアピックアップのマウント台を兼ねており、テールピースは省略・弦はボディ裏から通されるなど、信頼性と音質とコストダウンを両立させ、流れ作業的な大量生産を可能にする構造になっていた。

音の特徴

フェンダーのギターの特徴であるシングルコイルを活かした、澄んだ高音域が特徴である。ギブソンのハムバッカーに比べるとノイズを拾いやすいという欠点はあるが、硬質ではっきりとした音を出す。

フェンダー社はヴィンテージ・シリーズやカスタムショップのタイムマシンシリーズなどで過去のモデルの再生産を行う一方、アメリカンテレキャスターなどでは6分割のサドルや新開発のピックアップを搭載するなど、使い勝手と汎用性を備えたラインナップを展開している。

主な使用ギタリスト

ジェームズバートン

1953年製のテレキャスターを愛用したアメリカのギタリスト。69年から77年までの間、エルヴィスプレスリーのライブステージのリードギターを務める。言わずと知れた「ミスター・テレキャスター」。

彼は本来ワウンド弦であった3弦をプレーン弦に張り替え、チョーキングを簡単にした。これが現在のライト・ゲージである。つまり、ジェームズ・バートンがライト・ゲージを開発したと言ってもよい。ニュー・ギャロッピング奏法を開発し、バンジョー用のフィンガー・ピックで演奏するチキンピッキングを得意とする。
1970年からのエルヴィスのステージではピンク・ペイズリー模様の69年テレキャスターを使用した。「エルヴィス・イン・コンサート」では3 ピックアップのテレキャスターを使っている。色々なギターに持ち替えているものの、ジェームズは「自分の愛用ギターは常に53年テレキャスターなんだ。持ち替えたのは面白そうだからだ。すべてのレコーディングに53年テレキャスターを使った。」と発言している。

ドブロと呼ばれるアコースティックギターが得意で「ミスター・ドブロ」とも呼ばれている。

ジミーペイジ
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ジミーペイジのテレキャスター

ヤードバーズ在籍時代やレッドツェッペリンの初期においては、ジェフベックから譲り受けた1958年製のテレキャスターがトレードマークであった。またペイジが使用するレスポールは、ネックを薄く削り落し電気回路の変更等を行い、テレキャスターを意識したサウンドに調整されていると言われている。

レコーディングでもテレキャスターは多用されたが、ステージにおいてもレッドツェッペリン後期のツアーにおいて使用された。ザ・ファームではテレキャスターがメインの使用ギターとして返り咲いたこともあった。

有名な「天国への階段」のスタジオ音源のギターソロはテレキャスターによるものである。

ジョーストラマー
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ジョーストラマー

イギリスの伝説的パンクバンド「The Clash」のボーカル/ギター。

シンガーが持つギターとしてのテレキャスターを広めた人物とされる。ストラマーのキャリアを通じてのメイン・ギターはストラマーが「ストラマキャスター」と呼んだ1966年製のフェンダー・テレキャスターで、元々はサンバースト・ボディに白ピックアップだった物である。元はサンバーストだった1966年製テレキャスターを黒に塗りなおして使用。このギターはクラッシュ解散後も最晩年まで使われ続けた。

こうしてボロボロになったテレキャスターを元に、クラッシュのデビュー30周年となる2007年、フェンダーから「ジョーストラマー・テレキャスター」が限定発売された。

2002年12月22日、サマセット州ブルームフィールドにある自宅で死去。死因は心臓発作であった。

キースリチャーズ-Micawber
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Micawber

ローリングストーンズのギタリスト。テレキャスターのイメージが強い彼だが、初期のころはレスポールやセミアコといったギターを使用していた。1971年の「メインストリートのならず者」セッション時にギターが大量に盗まれる事件がおきた。この事件後に集められたギターでテレキャスターを手にする。これが後に世界一有名なテレキャスターとなる「ミカウバー」とである。この後も、「テレキャスター・カスタム」、「ミカウバー」と並ぶ有名なテレキャスター「マルコム」等のテレキャスターを手にし、現在に至るまで使用している。

なお、キースのギターの特徴として、6弦をはずす「5弦オープンGチューニング」があるが、もちろん、これらのテレキャスターで使用されている。

 

 

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