ギブソン SGのことならエレキギター博士!

Gibson SG

ギブソンSGのことならエレキギター博士
ギブソンSG

1952年に発売されたレスポールは当初好調なセールスを続けましたが、50年代後半になると販売台数も落ち込んできました。また、メイプル・トップ+マホガニー・バックという構造では、製造コストが高いという問題も抱えていました。さらに、フェンダー社からテレキャスターが発売された頃では、ギブソンの方がデザインが新しいと評されていた頃と異なり、ギブソンが発売するギターの伝統的なデザインが古臭いと評されていたのです。

ギブソンはレスポールが抱えるそれらの問題を解決するため、レスポールにモデルチェンジを施します。それがこのSGです。

当時はレスポールの後継モデルとして「レスポール」を名乗っていましたが、レスポールとの契約が切れたため、現在の「SG」という名称になりました。それ以前のシングル・カッタウェイのレスポールと区別する為、この頃のモデルは便宜的に「レスポールSG」と呼ばれることもあります。レス・ポール氏は「クワガタみたいで驚いた」と言っています。

音の特徴

ボディーが薄くマホガニーのみ(一部モデルではメイプル単板)を使用しているため、音色はレスポールに比べるとクリアー。レスポールのような低音の図太さには若干欠けますが、中音域に独特のガッツがありロックミュージシャンに好まれます。

デザインと抱き心地を両立させたボディラインと、ネックのほぼ全てがボディから飛び出したデザインにより、演奏性は非常に良いのですが、ストラップで吊るした時のバランスが若干悪く、ネック側が下がり気味になってしまいます。

主な使用ギタリスト 

ギブソンSG,AC/DC,アンガスヤング
アンガス・ヤング

ギブソンSGを使用した有名なギタリストといえば70年代オーストラリアのハードロックバンド、「AC/DC」のアンガス・ヤング(Angus Young)ではないでしょうか。

彼はブレザー、半ズボン、ハイソックスにランドセルを背負ったスクールボーイスタイルがトレードマーク(姉のアドバイスらしい)。ステージではボーカルより常に目立つ存在で両足をガクガク震わせるようにしてリズムを取りつつ、天然パーマの頭を振り回すのはあまりにも有名。その一方で技術的にも優れたギタリストです。「AC/DC」では非常にノリのいいシンプルなハードロックサウンドを聞かせてくれます。

映画「スクール・オブ・ロック」の主人公のモデルになった人物であることも言うまでもないでしょう。

モデル

当初よりカスタム/スタンダード/スペシャル/ジュニアというレスポールと同様のラインナップが用意されましたが、カスタムのボディーカラーはそれまでのブラック・ビューティーからホワイトに変更。スタンダードもサンバーストからチェリーレッドの単色に変更されました。スペシャル、ジュニアも、それまでのオリジナルデザインのボディーからスタンダードと同じボディを使うことで、コスト削減が図られました。

SGスタンダード
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SG Standard

名前の通りスタンダードな仕様で、チェリーカラーが主流となっています。テールピースはストップバーかビブラートタイプの2種類があります。

SGスペシャル (Gibson SG Special)
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SG Special

SGのコストパフォーマンスに優れたモデルで、ヘッドのGibsonロゴがスタンダードより安っぽく、ポジションマークは台形のインレイではなく、ドットとなっています。テールピースはストップバータイプのみです。またピックアップ・カバーは付けられておらず、上面は裸状態で、側面は黒いテープで巻かれているという簡易化がなされています。これによってサウンド面でもカバーが無い分、クリアなサウンドとなっています。

現在ではレスポールに次いで、ドイツの Tronical社開発の自動チューニングシステム「Powertune」を標準搭載したロボット・ギターも存在します。

SGスペシャル・フェイデド (Gibson SG Special Faded)
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SG Special Faded

オールドSGの質感を再現したモデルで、表面の仕上げはニスのような光沢のあるものではなく、薄いワックスコーティングされたSGです。

カッタウェイの内側部分の側面は維管束があるためザラザラした質感です。ポジションマークは基本ドットですが、一部のモデルではポジションマークが三日月形となっています。

SGカスタム (Gibson SG Custom)

SGカスタムはギブソン・カスタムショップのモデルで、基本カラーがホワイトで、3基のハムバッカーを備えており、ピックアップやノブ(上部)などパーツがゴールドカラーで装飾も豪華なのが特徴。テールピースはストップバーまたはマエストロタイプとなっています。

スタンダードと比べると図太いサウンドが特徴。以前明治製菓のガム・キシリッシュのテレビCMで福山雅治がSGカスタムを弾いている映像がありました。

 

 

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